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SINRA 2015 年 3月号 4号

SINRA 2015 年 3 月号 4号
定価 : 1,200 円(税込)
発売日 : 2015年1月24日

【特集】日本ワインを飲もう!

【巻頭グラビア】
森羅万象「葡萄畑に魅せられて」 伊藤友美子

【森羅万象エッセイ】
石川直樹 網走で新しい世界に出合う
俵 万智 石垣島、「台風コミ」の暮らし
川上健一 怪物鼻曲りアマゴの棲む渓流へ

【新緯度帯ワイン】
タイ・トロピカルワインの秘密を探る 玉村豊男
世界で初!珊瑚の島でワインづくり/アジアのワインの現状と未来

日本ワインを飲もう!

世界も驚く日本ワインの実力 鹿取みゆき

ワインの品種を知ろう!/日本ワインの誕生秘話/全国ワイナリーMAP&リスト

玉村豊男の「指南書」
ワイナリーオーナーになる!

ワインづくりの経済学/アカデミーで学ぼう!

ワイナリーを訪ねる

カーブドッチワイナリー/ココ・ファーム・ワイナリー/久住ワイナリー/ルミエールワイナリー/巨峰ワイナリー/ワイナリー奥出雲葡萄園

SINRA SELECT VERY BEST SELECTION

おすすめワインのイチオシワインはコレ!

SINRAの旅

日本ワインのフロンティア 北海道ワイン紀行 芦原伸

日本ワインが飲める和食名店に行こう!

銀座 小十/四谷ふく/六雁/鮨 日本橋 鰤門/てんぷら 銀座 天亭/虹-kou/石堀小路 かみくら/八寸/日本料理 あづま

間違いだらけのワイン常識
ここまできたか日本ワイン最前線

ワインツーリズム/オール・メイド・イン・ジャパン・プロジェクト/

【SINRA Photo Gallery】
シマフクロウの宿 佐藤紳司

【SINRA STYLE】
①Running
②Farming

【森羅万象新聞】
PEOPLE “おらが村”のスーパーCEO
TOPICS 日本全国“注目の話題”
BOOKS 『沈みゆく大国 アメリカ』堤未果 他
DATA  数字で見る森羅万象
SINRA CLUBDICTIONARY

【SINRA 三陸復興支援レポート】
間伐材を使った手づくり避難路 「絆の道」が完成しました!

【連載】
玉村豊男 編訳解説 ブリア= サヴァランの『美味礼讃』
松家仁之 眼鏡に手袋、スノーシュー 「雪はどこから降ってくるのか」
横森理香 オーバー50 のSINRA 的生活入門 「今なお生きつづける「姫」マインド」

【里山生活、始めました】
里山の暮らし1 三重県
里山の暮らし2 和歌山県
里山の暮らし3 埼玉県

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次号予告

[ 取材ウラ話 ]

取材ウラ話器をひっくり返して、お転婆ぶりを発揮!

ヤギは雨が嫌い! って、知っていますか?

長野県の小諸市にある「中棚荘」は、文豪・島崎藤村ゆかりの温泉宿。こちらの荘主はブドウを栽培し、ワインをつくっています。「なぜ、温泉宿でワインをつくっているの?」と取材前は、はてなマークでいっぱいでした。が、実際にお話を伺うと、フランス旅行でワインにめざめて、ワイン好きが高じて自分でワインをつくり始めたってわけです。そして、動物好きの私が気になったのは、宿の前にいたヤギ。現在、4匹のヤギを飼っているそうですが、多いときには10匹以上もいたといいます。飼い始めた理由は、「ヤギのミルクが飲みたい!」という女将さんのリクエストだそう。お転婆なドキンちゃんは若い女の子で、お乳はまだ出ません。ところで、ヤギは雨が大嫌いなんですって! 雨が降りそうになると、小屋に入れてくれとばかりに大声でメェ~メェ~鳴くそうです。天気予報よりも確実な情報をもたらしてくれます。(矢島)

取材ウラ話宿泊施設やワイナリーからブドウ畑を見渡す。新潟とは思えない風景が広がる

酒処・新潟でつくる日本ワイン

 日本人なら、新潟といえば日本酒だろう。いい米が穫れるところは、いい酒が造れる。カーブドッチワイナリーは日本随一の酒処・新潟県角田浜にある“総合ワインリゾート”。温泉のある宿泊施設があり、コース6,000円のフレンチを振る舞う。カフェにイングリッシュガーデン、そして醸造所と広大なブドウ畑。カーブドッチのほかに、3軒のワイナリーが隣接する。この規模のワイナリーは日本最大・日本唯一、ここだけだ。(詳しくは本誌で)
 さて、日本酒の話だが、取材をするなかで「日本ワインのライバルは、日本酒ではないか」という話があった。一口に日本ワインといってもさまざまで、本場ヨーロッパ系のワインをめざす作り手もいれば、日本食とのマリアージュを目標におき日本独自のワインづくりに励む作り手もいる。全酒類消費量のワインが占める割合はわずか3.76%、日本人一人あたりの消費量は、年間わずか3.5本。作り手たちは、日々試行錯誤しながらワインづくりに励んでいる。消費者もワインについてもっと知ろう、もっと飲もう。

取材ウラ話左から農楽蔵、奥尻ワイナリー、ドメーヌ・タカヒコ、余市ワイン、北海道ワイン、ヤマザキワイナリー、北海道ワイン、増毛フルーツワイナリー。いずれも道産ワイン

日本海テロワールという新しい文化圏

本誌にも登場する北海道余市のカリスマ酒屋オーナー・中根賢志さん。北海道のワインを5~6年前からいち早く酒屋で扱い始めたワインファンであり、地元の事情通。そんな彼が教えてくれたのが「日本海テロワール」という新しい言葉でした。日本海側を中心にワイナリーが増えてくるにつれて、ぽつぽつと存在していたワイナリーの点が線になり、新しい文化圏になりつつあります。この文化圏を「日本海テロワール」と呼ぶそうです。近年、北海道にはワインづくりをめざして移住する30〜40代の若手の新規就農者たちが増えています。そのためか、ここ数年でブドウ園やワイナリーの数も右肩上がりです。どうして雪の降る北の大地でブドウ栽培ができるのか? なぜ北海道で造り手が増えているのか? …という話は本編に譲りますが、北海道のワインはこれからまだグングン伸びていきそうです。「テロワール」とはその土地がもつ独自の風土や地域性を示す言葉。地域に生産者が増えることで、新しい言葉や文化が生まれ、活気が生まれてくるのでしょう。(諫山)

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